March 13, 2005

ブラックジャックと札幌

 今日は、いつもとまったく違った話です。
 最近、アニメやリメイクの連載(週間少年チャンピオン:絵を書き換えただけで話はそのままだし、そのままオリジナルを再掲載した方が良い気がするのですが?…。今までのこれがブラックジャック?というリメイクも何ですが…。)もやっているし、“ブラックジャンクによろしく”とかもあるし、ずいぶん前のまんがなのに知らない人がいない“ブラックジャック”の話です。
 ブラックジャックでは、あまり地名が具体的にでてこない話が多いのですが(ブラックジャックの家もどこだかよくわからないし)、僕が以前15年ほど住んでいた札幌が舞台となった作品があります。
 ニューヨークで殺人犯に間違われたのを救ってくれた商社マンを助けるために、パトカーを振り切り、モーターボートを買い、病院を乗っ取り二十億円以上かけて札幌にやってくるブラックジャックを描く“助け合い”という話。
 もうひとつは、受験に失敗した九州の少年が札幌にやってきて、そこで知り合った作業員が事故にあい瀕死の重傷を負う、そこでブラックジャックの手術に立会い、自分の甘さを知る、“三者三様”という話。
 どちらも好きな話なのですが、特に“三者三様”では、旧札幌駅など懐かしい景色の描写があるので、今でも時々読み返しています。
 今、一番入手しやすい文庫版では、どちらも第2巻に入っていますので興味のある方は読んでみてください。感動します。
 これからも、時々ブラックジャックの話も書くかも知れません。(保証はできないけど…)では、また…。

23:42:17 | nao68k | comments(0) | TrackBacks

March 05, 2005

ムーアの法則

 今回は、貰い物の話でもなく、食べ物の話でもなくコンピュータの話(?)です。
 ムーアの法則とは、インテルの創設者のひとりであるゴードン・ムーアが1965年に考案した『半導体素子に集積されるトランジスタの数は、24ヶ月(当初は12ヶ月、1975年に24ヶ月に修正。18ヶ月と書かれているものもありますが、ムーア自身は18ヶ月とは一度もいってないそうです。)で倍増する』という経験則による半導体技術の進歩に関する予測で、有名な法則ですね。
 今年は、法則が発表されて40周年にあたるので、コンピュータ関連のサイトなどで、また結構取り上げられています。2010年あるいは2018年に限界に達するとかも言われていますが、これまでも何度かそういう話はあったので、新たな技術革新で限界は、先に伸びるのではないでしょうか?
 というのは、技術がムーアの予測のとおり進歩してきたというより、ムーアの法則があったから、それに遅れないよう技術を進歩させなけれいけないという技術者の意思が、技術を進歩させてきたのではないでしょうか?
 ロケットの技術なんかは、月に人類を送るという目標に向かって急速に進歩を遂げたのに、それ以後は、あんまり進歩していない(本当は進歩しているのでしょうが、素人目にはそう見えます。)。やっぱり人間には目標(目的)が必要なのでしょう!
 僕には、あんまり目標ってないけど、もうちょっと目的意識をもって生きていけたらいいなと思う今日なのでした。

19:00:52 | nao68k | comments(1) | TrackBacks